アウトソーシングに関する2択の選択クイズです。 |
Q. 業務代行・アウトソーシングの市場規模とは、業務の一部や全体を外部の専門業者に委託するサービスの売上高のことです。2019年度の日本国内の業務代行・アウトソーシングの市場規模は、次のうちどちらでしょうか?
A. 約40億ドル
B. 約400億ドル
追記:ドルで書かれているのは、世界の市場規模と比較しやすくするためです。日本円だけで書くと、為替レートの変動によって市場規模の大小が変わってしまう可能性があります。
ドルは国際的に広く使われている通貨なので、ドルで書くことで市場規模を一定の基準で表すことができます。
答えは、A. 約40億ドルです。
矢野経済研究所の調査によると、2019年度のアウトソーシング(BPO)サービス全体(IT系BPOと非IT系BPOの合算値)の市場規模は、
事業者売上高ベースで前年度比3.3%増の4兆3,491億5,000万円と推計されています。
これは約40億ドルに相当します。
一方、B. 約400億ドルは、世界および東南アジアのRPO(採用アウトソーシング)市場が2028年末に達すると予測されている市場規模です。
RPOは、採用に関する業務を外部に委託するサービスで、アウトソーシングの一種ですが、アウトソーシング全体を表すものではありません。
したがって、B. 約400億ドルは、業務代行・アウトソーシングの市場規模としては正しくありません。
業務代行・アウトソーシングの市場規模については当社の下記のブログでも詳しく解説しています
ぜひ、当社のブログをご覧いただき、アウトソーシングに関する知識を深めていただければ幸いです。